本を書き上げた、という話

最近、全くブログをアップデートしていなかった理由は、本を書いていたから!でございます。勝手に、ブログを楽しみにしている人がいる、というスタンスで書いてますが・・笑

そうそう、ミステリー小説とやらを書いてみました。

去年、「忙しい、時間がない」を理由に「出来ない人間」から脱出する の記事で、お友達が5年くらい「本を書きたいんだよね」と言ってて、本を書くのってそんなに難しいのかなーと書き始めて今日終わりました。

ちなみに、彼はいまだに何も書いていません。

内容としては、医療系とか弁護士系のミステリーはたくさんあるのに、船系のミステリーはあまりないよな・・じゃあコンテナ船を舞台にしたミステリー小説を!と思って書き始めました。

毎日半ページづつくらい書いて、50ページほど書いたら一度、家族に読んでもらって「面白いから続きが読みたい」と言われたので、また書き続けて、年末には一応、話の最後まで書き終わりました。そこから2ヶ月は直したり、読み返したりして、ようやく完成?しました。最終ドラフトですね。完成ではないけれども、自分の中では満足した仕上がりになってます。

本を書くのがどうだったのか、難しかったこと、思っていた以上に手がかかったことなど、まだフレッシュなうちにまとめてみます。

1)物語のプロット

まず話の終わり方を考えるのにだいぶ苦労しました。自分のイメージしているのは「最後の最後のページでびっくり!するようなどんでん返しと共に、あー、気持ち悪い、後味悪い、という感情を残したい」という点で、スッキリした終わりは求めてませんでした。どちらかというと、「あれ、もっといい終わり方あるんじゃないの?」と思わせて、でもこれがベストのエンディングだったという感覚にしたかったんですよね。

予想通り、きゃー、気分悪い、って終わってくれる人と、これはこれで好き、っていう人が居ました。

あるドラマのシーズンの終わりに、奥さんが殺されちゃう、っていうエンディングがあったんです。もう、24話分、死んで欲しくない!と思っているのに最後、死んじゃって悔しぃーーーっていう感情だったんですが、特典映像で死なないバージョンもあったんです。ハッピーエンドで終わるヤツ。それみたら満足すると思いきや、「あれ、死んだ方がなんか良かったかも」と感じたんです。

この本もそれに見習って、ハッピーエンドでスッキリ、ではなく、あー、後味悪い、でもこれ以外の終わり方は考えられないよね、という締めくくりです。

 

2)登場人物の名前

最初は全然気がつかなかったんですが、パッとみたら登場人物の三人くらい山のつく名字だったんですよねー。笑

急いで変えました。

あと、小説の書き方、とか読んでいると三人称か一人称か、統一して書きましょう!って書いていて、ふんふん、と読んでたんですが、書き終わった後に読んでみたら、案の定ごちゃごちゃになってました。会話の中では私、とか俺、とか使っていいんですが、会話じゃないところに使われてて直すのに時間がかかりました。

 

3)推敲がめちゃめちゃめんどくさい。

めんどくさい、というか「私はこういう作業が嫌いだな」と改めて自分を見直す機会になりました。そもそも推敲って何ですか?という人も多いと思うんですが。誤字、脱字、や読みにくい所を直す、という作業。

この方が書いているツールを使ってやりました。

思いのほか、多かった間違えは、主語が抜けていて誰が何をした、という基本の文になっていない事。あとは同じ事を何度か繰り返していたり、なぜこんな間違えをするんだ・・と落ち込みました。印刷して何度か読み直し、ツールに入れて再度、指摘された部分を直して、二ヶ月間はこの作業のみだった気がします。

推敲には終わりが無い、けど、限界があります。自分の書ける文章が100点満点になるのに近くだけで、もっと文章が上手に書ける人になる訳では無いです。

自分のベストバージョンはどこ?

これ以上はもう直せません、というか直した所をまた元の表現に戻し始めていて、もうこれ以上は進めないな、と思った時に終わりにしました。

4)人に読んでもらう

人に読んでもらって感想を聞くって、なんか勇気がいりましたね。辛口でお願い、と言っておいた所、辛口で言われたらそれはそれで落ち込んだり笑

自分でお願いしてるのに。

でもほとんどが良い感想だったので良かったです!

5)英語に訳す

うちの母も、旦那も、英語しか読めないのでこれはいっちょ自分で訳すか!と第一章分だけ訳したんですが。やらないほうが良いですね。笑

これでも英語はネイティブレベル、と思ってましたが、書くネイティブと喋るネイティブでは全く違いますし、日本語の書き方と英語の書き方ってまたルールが全く違うので、これは読めたもんじゃ無いな・・って思ってしまいました。(そして実際に旦那にもプロに任せた方が良いと言われました。撃沈↓)

でも、一文ずつ追って、英語に訳すと、英語の方がしっくりきて、それを逆に日本語の文章に直したり、言い回しを丁寧に研究できたので良かったのかな、と思います。村上春樹さんの処女作「風の歌を聴け」は英語で書いたのを日本語に訳したと言われています。

英語ってすごくクリアに書くのに対して、日本語は全部を伝えなくても大きな塊で何となくこういう感覚、っていう書き方が出来るんですよね。それを英語に訳すと、あれ、説明不足かな、という文が見えて、それをスッキリ書いた英語をもう一度日本語に訳すと、「今までなんとなくゴン、と座っていた文章のラインが見えて分かりやすくなった!」という部分が何箇所かありました。

6)どっちも間違っていないけど悩む

言い方はどちらも正しいのであえて悩んでしまうことが結構ありました。

例えば漢字にするか、ひらがなにするか。

事→こと、物→もの、言う→いう 無い→ない

と書き換えた方が読みやすくなる、と書いてあったので変えてみたらひらがなばっかりでくどくない?って印象になりました。でもひらがなにする、となったら平仮名で統一した方がいいのか、”どっちでもいいんじゃない?”という悩みで結構、悩みました。

日付を(縦書きなので)二〇一九年か二千十九年か、数字の800は八百か八〇〇か。

2019年は二〇一九にしたけれども、800は八百にしたい、それは統一した方が良いのか。読み手にしたらどっちでも良いんじゃない?というので、悩みました。

 

7)これから

せっかくなんで新人賞に応募してみようと思います。多分何も起らないだろうけれども、一次審査に受かるのを目標に!そしたら審査員に読んでもらえるので!

あとは、この題材を使ってまた船小説書きたい!というのが三つくらい出てきました。また時間を置いて、書いてみようかな、と思っています。

 

 

 

 

 

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