会社の決算!実は色々とかかるミニコスト。

今年も会社の決算の時期がやってきました。

やってきたって言っても、会社が2つあるので6ヶ月おきに決済しているので年がら年中やっている気がします。それでも5年目となるとだいぶ慣れて来ました。

今の所はイギリスの本社が12月にシメ、3月あたりに決済を始めて6月までに税務署(HMRC)に届けを出す必要があります。

香港の会社は3月シメ、6月までの情報を9月頃全部会計士に送って税務署(Inland Revenue)に送ります。

この時に計算された利益の中から法人税が確定されます。

営業利益から経費、給料、保険や年金を差し引いて出た利益のxxパーセントが法人税。(国によって違います。)大体自分の手元に自由に使えるお金として残るのは・・60%くらいですかね。個人で仕事を始めて”時給1500円稼げた!”って喜んでも、結局は年金とか社会保障、コストを払ったら900円くらいにしかならないはずです。

私も会社を始めてからこんなにも色々とお金がかかるのか、と不思議です。稼いでも稼いでも小さな所でお金が出て行きます。自分のメモの為に、国によっての仕組みの違いや、こんな所でお金を取られている!コストをメモしていこうと思います。

銀行の手数料が高い

個人口座ではなく、”法人口座”をあける必要があります。

個人口座は送金やお金を受け取るのも同じ銀行内であったらタダ、もしくは高くても手数料は200円とかですが、法人口座は国によりますが500円から2000円くらいかかります。

私たちの会社は海外との取引が多く、海外から送金されて受け取る時は最高で30ポンド(JPY4300円)かかります。年間で3000ポンド(43万)くらいは銀行手数料で飛びます。

その他にも香港では決済の時に会計監査費が勝手に引かれます。600HKD(1万円)くらい。

何の前触れも無く勝手に引かれます。w

あとは一定の額が銀行口座に入っていないと手数料がかかります。私が使っているHANG SENGは50,000 HKD (68万)月の平均がこの額を下回ると2000円ほど取られます。

銀行員がお給料良いの分かる気がします笑

今までは小さい会社だから、信用を得るために大手の銀行口座を持っていた方が良いと思ってましたが、支店がないけれども手数料が少ないオンライン銀行に変更しても良いのかなと思っています。

お給料より配当金でお金を受け取った方がお得と思っていたが・・

お給料でもらって所得税を払うよりは、自分の会社は私が100%株主なので年に1回、または2回、配当金でどんと支払った方が楽!なのかと思いきや、実はそうでもありませんでした。

所得税で得した分は会計士に支払う必要があったから!笑

個人事業主、小企業の社長さんは(多分)こうしてます。

  • 所得税がかからない額を月々のお給料として支払う。日本だと103万とか。
  • 経費で落とせるものはとことん落とす。(ビジネスに関与していれば、を前提に色々と経費として管理できます。)車、家賃(家で仕事をする場合。国によって全部落とせる所、ヨーロッパでは一部しか落とせない国が多いです)パソコン、電話など。
  • 法人税を支払った後の残りは配当で支払う。

こうすると月々にお給料として申請している額が少ないのでその分社会保障額や住民税が減ります。そうすると配当でもらった方が最終的に手元に残る額が多いのです。*

私もそう思って1年目に配当出せるかな〜と会計士に聞いた所

会計士さん「もちろんだよ!とりあえずこれとこれとxxxxとこれ、(10種類くらいの資料)を9ヶ月分送ってくれるかな?」

と頼まれました。

全部送って、OKをもらったら彼から請求書が届いて・・・。

あれ、私、この作業をした事で所得税は10万くらいセーブしたけれども彼の請求書が9万円。そして口座を見ると会計監査費1万円引かれていたので・・セーブした分だけパーになりました。笑

強いて言えば資料を揃える為に仕事しているからむしろマイナス。

多分、配当額がもっと大きかったらセーブ出来ていたのかな?年に2回では無く1回にすれば良いのか?でもその分会計士の費用も多くなっていただろうから(仕事した分請求されるので)小規模の会社がどうあがいても結局はセーブできる額なんて微々たるものなんでしょうね。

*細かい試算例はこちら

「法人契約」がやたら高い

会社なので法人契約にしておかないとイケない物がたくさんあります。

まずは住所。実際にそこで働いてなくても郵便箱を設置してくれるサービスが沢山あります。届いた手紙を代わりに開封して送ってくれたりします。年間で5−15万くらい。ミーティングルームを貸し出しするサービスなんかも付いてきます。

そのほかにも、例えばモバイル契約。消費税分が返ってきたりする為、法人契約必要があるんですが。個人契約と比べるとやや高め。その分カスタマーサポートの電話がすぐ繋がる、と言う特権はありますが・・。

Booking.comでホテルを探すときも”ビジネス”に設定すると安いホテルは出てこなくなります。ほとんど4つ星、5つ星ホテルなので便利な機能ではありますが個人経営の民泊に近いものとかは見れなくなります。

法人契約は”これくらいのコストかな”の金額から3割り増し、になります。

会計の手続きが面倒

個人事業主だから会社のお金=自分のお金と思ってましたが、法人だから勝手に使えないんですね笑 会社のポケット(銀行口座)からは勝手に引き落としが出来ません。

一度、ランチの会計が現金のみだったので会社の口座から引き落としたら会計士さんにエライ怒られました。1ユーロ1セントまできっちり合わせないといけないから引き落としはめんどくさいよ!!と激怒。懲りました。

現金が必要な場合は、会社のポケット(銀行口座)から、自分にお給料を支払います。このお給料は所得税かからない額なのでバイトしている高校生のお小遣い程度です。

会社のお金で直接買えるものはビジネスに関係のある経費のみ。この辺は際どいラインがいっぱいありますが、社員旅行などが良い例。本当に会社の発展に必要なのか?毎年行く必要はあるのか?最近は研修を兼ねての旅行が多くなったのは”ただ同僚とわんちゃん騒いだところで会社の利益には繋がらない”と考え直したからでしょうか。

あとは高度経済成長期やバブル期のような儲かり方はしていないからでしょうね。

こんな物まで経費で落とせるんだ、と思ったのは

  • スーツケース(出張が多い為)
  • スーツ、ビジネス衣類
  • お客さんへのお土産(国によって違いますが上限が決まっている国が多いです。5000円程度)
  • ただし、お客さんを連れての接待、食事や旅行に上限は無い。(会社によっては従業員はお土産やこういった接待を断らせる所もあります。)
  • オフィスのインテリア、絵画

レシートはなんでもかんでも取っておいて。のちにこれは経費、このレシートのこの分は経費、と細かく振り分けて計算しています。とっても め・ん・ど・う!

 

ヨーロッパの決済はペーパーレス、アジアの決済はベーパーだらけ。

ヨーロッパは日本やアジアよりもカードの導入が早かったおかげか、フィリーランスや中小企業が多いのか、全部ペーパーレスで決済できます。最後、会計報告書に一枚サインする為の印刷をしますがレシートや経費の計算なども全部Dropboxで共有して管理します。税務局や法人税の支払いも全てオンライン。私たちのように会社の所在地と実際に働いている場所が異なる場合はすごく便利です。オリジナルを持って行ったんですが、いらないから今後持ってこないで、と言われました。

逆に香港では全部ペーパーです。Dropboxで管理できないか問い合わせましたが請求書、経費のレシートは全部はオリジナルが必要です、と。なので毎回、郵便で全部送ります。

そうすると100ページにもなる会計報告書が送られてきて20箇所くらいにサイン、社印を押して返送します。本当は内容を確認したい所ですが、大まかな数字があっているかなーと言う確認のみです。あとは会計士を信頼するしかありません。

あと10年くらいすればヨーロッパみたいに全部ペーパーレスになれるかな・・。

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年間のコストは?

銀行維持費用、会計士の費用、会社の所在(郵便箱のみ)これだけでざっと年間100万くらいかかります。他の経営者にも聞きましたが大体皆さんこの程度払ってるそうです。

ということは、フリーランスで働いていて法人化する際は、自分の今の収入から100万円引いても大丈夫かどうか見極める必要があります!今まで働いていた会社から自立する人、今までのお給料の3−4割増しにしないと手元に残る額も3−4割減ってしまいますよ!

案外お金がかかるんですね。法人化・・・。

 

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