昨日はInternational Women’s Day・国際女性の日でした。

一緒に働いている人から「Happy Woman’s Day!」ってメッセージが来て、3月8日は国際女性の日なんだ〜って気が付きました。この日にちなんで、旦那の務める大学では男女雇用と賃金の差を無くそう!と言うデモ行進なんかもやっていました。

もちろん私も女なので、そうやって女性が社会に進出して、男性と同じように仕事してって権利を与えるのは必要だと思いますけど、私としては、一個人としては「社会進出できるのは嬉しいけど、しなくてもいいって選択肢も残して欲しい」と思うところです。

例えば子供が産まれた後。一緒に家に居た時間が楽しかったんでもう少し仕事復帰は後にしたかったんですが、ヨーロッパなんかは共働きが普通すぎて産後3ヶ月して「まだ授乳してるの!」とか「早く仕事戻らないの?」と色んな人からプレッシャーがあってちょっと1年くらい休ませてよ、って若干嫌な思いをしたのを覚えています。結局7ヶ月くらいの時に時短で戻りました。

そして基本的に女性は男性ほど体力も、精神的にも、長時間、ストレスに耐えれる訳でもないような気がします。毎月生理は来るし、出産なんかしたらその前後はやっぱり体力も体調も管理しなければならない。更年期だってホルモンバランスが崩れるので、男性みたいにバリバリ残業、出張、仕事してると体壊しやすい気がします。

出産後に子供と一緒に家に居たいという意見もあれば、早く仕事に戻りたい人も居ると思います。早く戻りすぎて成長を見逃した〜なんて後悔する場合もあれば、戻るタイミングを失ってしまって今更働きたいけどギャップが長すぎるかも、なんて人も居ると思います。

だからこそ選べる、選択肢があってそれを批判しない!って言う世の中になるべきなんじゃないかな。

大学→仕事→もう一度勉強し直す自由

私の母を例に取ると、出産から小学校に上がるまでの間は語学を教えたり、英文の添削なんかをやりながら在宅で仕事をして居ました。私も兄も小学校に上がったのをきっかけにまた研究がしたい!と行って修士号を取りに大学に通い始めました。

日本ではすごく珍しいケースで、46歳で修士号を取り、(もちろん卒業式は似合わんハカマで行ったのは今でもいい思い出です。)その後も転職して大学で教えたりして居ました。

ヨーロッパに来て気づいた事はこんな珍しいと思って居た母の行動がものすごく普通にやる事だって気づいたんです。私の娘はパリで産まれたんですが、同じくらいに産んだ友人のうち3人は子供が産まれた後に大学院に入り直して本当にやりたかった事を勉強して転職・・。

うちの旦那も仕事を始めて2年したら辞めて、大学に入り直して修士号を取得して、今はそれの研究を続けられる仕事についています。

日本だと終身雇用が破綻してようやく転職するのも大丈夫な世の中になったり、大学を出てから働いた後にさらに大学院に進んだり、共働きの家庭が増えたりと少しづつ働き方のリズムが変わって来ましたが、それでもフレックスタイムの導入!したはいいけど使う社員が少ない(実際、東京で働いていた時にチームでは私くらいしかいなかった)有給も取りたくてもチームに悪いから、と言って取りにくい。一旦仕事をして居るのに子供が産まれたタイミングで大学院に戻るなんてもっての他!

何歳になっても自分のしたいことを追求する、それを批判せずにさせてくれる世の中っていいと思います。

ヨーロッパはなぜ日本より有給が取りやすいか。

フランスの有給消化率は100%に近いそうです。なぜ日本と同じような制度があるのにフランスではみんな取れるのに日本では取りにくいか、と考えたところ。完全に持論ですけど答えはサービスの質にあると思いました。

フランスのサービスはいまいち・悪いが前提で、誰かが休みでいない、その状態にみんな納得してしまう。「夏休み中だから人が少ない、しょうがない」とか「休みでいないから帰って来たらやる」など。

日本だと残念ながらそれは許されません。休みを取るならチームに引きつぎをして、いなくても会社が対応できるように責任持って他の人に預けなければなりません。そうすると休みに行く前も休みの後も結局仕事が膨れ上がって「行かなきゃよかった」なんて思う事にもなりかねません。

みんなが有給を取りやすい=サービスの質が下がってもいいが前提になると私は考えます。

女性の方が給料が低い?

ヨーロッパに居るともちろん地位で給料の格差なんかはあると思いますが、極端に女だとチャンスが低い、という見解も無いです。旦那曰く、今だったらむしろ自分と、同じようなキャリアを積んだ女性が同じ職に応募したら女性を採用する可能性の方が高いそうです。

うちの家庭に限ってですが、手取りだけ見たら私の方が稼いでいますし、男性がメインの業界で女性二人で会社をやって居るとやっぱりそれだけで雇用機会がしっかりしてる良い会社としてお客さんが寄って来る事もあります。

日本ではまだ子育ても家事も女性の割合が多くて、就業時間も長いため子供が居る女性が毎日10時まで残業できるわけも無いのでそういう人材を出世させるのであればそれはチャンスがないに等しくなっちゃいますが、ヨーロッパのように17時上がりでどこまで仕事をこなせるか、という短距離勝負のであれば男でも女でも均等に出世の機会が与えられます。

#MeToo

**この話題に触れるのはちょっと敏感な内容なのであくまで個人意見として捉えて、気分を害さないようにしていただきたいのです。

このハッシュタグ#Metooはセクハラ・パワハラを経験した、その被害告白をした女性の声から今ハリウッドなどで活躍していたプロデューサーや俳優、芸人などが降板したりと話題になっています。

私の業界でもほぼ毎週何かしらのセクハラ・パワハラなんかを経験しますが。正直それをセクハラと捉えて落ち込むか、世の中こんなもんだね、と気にしないかの捉え方だと思うんですけど・・・私の例では:接待の後にキスされそうになったとか。断ったら「お前んとこと仕事するか」と言われたけど、あんたと仕事するくらいだったらこちらから断ってるわ。って思ったり。あとはまだちやほやさせて居るときは華、そろそろ散るんだから・・って思います。

こんな事でいちいちしょげてたら仕事にならないし、さっきも言ったように女性が頑張ってる会社だから、ってサポートしてもらって居るだけでこういった嫌な思いをしないわけがないじゃないですか。いいとこ取りだけして、女性だから、って仕事だけもらって何も起きないわけがない。

こういう運動を見るともちろん声を出して被害を伝えることはいいことだと思いますが、何で嫌って言わなかったの?それは「この人に逆らったら仕事が」と思うくらいだったら自分の能力が無いのか、心の底では「ちょっと触らせてあげたら実は出世できちゃうんじゃ無いかって思ってた」と触らせて見たものの、全然思った通りの道が開けなかったからその嫌って言わなかった自分に後悔して居るんじゃ無いかって思います。

もちろんこの運動自体が、そういった嫌って言える社会にしましょうって意図してやってるんでしょうけど、なんか納得できない私が居ます。アフリカの小さな村で性的虐待を受けて居る彼女の声、ではなくハリウッド女優や「美」「身体」を商売にしてきた彼女たちがプロデューサーが色々触ってきて・・って言うのが運動の始まりになってしまったからちょっと首を傾げてしまっています。

International Men's day(国際男性の日)は?

男性の日も実はあります!

11月19日で1990年代にスタートしたそうです。認知度は少ないけど他にも11月はmovemberといって口ヒゲを生やして、募金を集めることで男性の前立癌の認知を広める運動などもあります。

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うちの旦那も子供が1歳くらいの小さい時に半年くらい無職だった時期があるんですが、男性が無職になる、とか、主夫業をする、ってまだすごく偏見があると思います。お給料をもらっていない間も研究を続けて、時間が多くなった分家事を手伝ってくれる訳でもなくむしろ仕事が見つかってからの方が協力的でした。仕事が見つかるまでは早く見つけないと、必死に探して居るだけで、家事手伝うくらいなら職探しに当てる、それが男の仕事だから!ってプライドがあったんだと思います。でも決まった途端に視野が広がって「家庭も手伝わなきゃ」と。

旦那の転勤についてあちこち引っ越したので会う方ほとんど「旦那さんの仕事についてきた」と聞いてるのでまさか私が自分の会社を持ってるとか働いてるとは思ってもいません。聞いてこないのでこちらからも敢えて言いませんが、特に日本人の方には驚かれます。

女性の社会進出と同じように男性の家庭進入も一緒に促進しないと、双方が仕事も家庭も支える仕組みを作らないと結局はどちらかの負担が多くなって中途半端になっちゃうんじゃないかな、と思います。

結論

色々と言って来ましたが、一番大事なことは「社会進出・雇用機会均等法」に目を向けるのではなくて、女性でも男性でも「選びたいものを選べる世の中」にして、それを批判しない事に目を向けたほうが良いのではないかなと。

私も社会人始めて、いつかは結婚して専業主婦にと思ってましたがちょっと数ヶ月したら飽きてしまってまた仕事を始め。子供が産まれたらゆっくりしたかったのに共働きが主流なヨーロッパのプレッシャーで復帰を早めた、など。でも女性だからこう言うチョイスがあるものの、男性には少し受け入れがたい。

以前旦那に、”契約が切れて次の仕事がすぐ見つからなければ主夫すれば?”って言ったら「そんな事したら俺は単なるLoser(負け犬)じゃないか」って。それこそ何でダメなのか、男の人はずっと仕事しなきゃいけない世間体があるって大変だよな。って思います。

そんな旦那も最近になって、ようやく男性でも主夫になる、って言うのはありだと感じているようです。問題は私も彼も自分達のプランBが「仕事を辞めて専業主婦・主夫になる」という予定をお互いに内緒で立てていたと言う点。契約が6年で切れるのでその後仕事が見つからなければ僕は本でも書こうかな。この調子なら1人分の収入で生きていけるだろうし。と言われ、「あれ、私も全く同じ事考えていたんだけど。」ってちょっと気まづくなりました。

男だって女だってお互いサポートし合って、片方が無職になっても、学生に戻りたくても、自分の人生一度きりなんだから後悔の無いように生きれる、肩書きに偏見の無い世の中になってほしいなって思いました。

 

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